【保存版】サラリーマンのiDeCo完全ガイド:月23,000円の節税効果と“投資しない”安心積立という選択肢
将来のためにお金を準備したいけど、投資のリスクが怖い。
そんなあなたにぴったりなのが、iDeCo(個人型確定拠出年金)。
この制度、ちゃんと理解して使えば「節税」もできて「老後資金」も準備できて、しかも元本割れの不安ゼロで運用することも可能です。
今回は、
- サラリーマンがiDeCoで月23,000円積み立てた場合の節税メリット
- トランプショック級の暴落を避ける「投資しないiDeCo」の始め方
- 支払い方法(月払・年払)や金額変更の柔軟性
これらをまとめて解説します。
iDeCoとは?何がそんなにお得?
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で積み立てて老後資金を準備する私的年金制度。一番のメリットは、掛金が全額所得控除になることです。
会社員なら、原則として月23,000円まで積み立て可能(企業年金の有無により上限変動あり)。
月23,000円の節税効果とは?
例えば、会社員で年収500万円、所得税率10%・住民税10%と仮定した場合。
- 年間積立:23,000円 × 12ヶ月 = 276,000円
- 節税額:276,000円 × 税率20% = 約55,200円/年
つまり、投資の利益がなくても、**年5万円以上が税金から“戻ってくる”**んです。
仮にこれを20年間続ければ、節税だけで約110万円のリターン。
「投資しないのに得をする」仕組みがここにあります。
トランプショックのような相場下落が怖い人へ:投資しないiDeCo運用法
「元本割れだけは絶対に避けたい…」という方には、iDeCo内でも元本確保型の選択肢があります。
元本確保型って何?
- iDeCo専用の定期預金
- 保険型年金商品(一部の金融機関)
これらは基本的に「元本保証」されているので、株価や為替の影響を受けません。
トランプショックやリーマンショックのような金融危機でも、元本割れの心配ゼロです。
リターンはどうなの?
利息はごくわずか(0.002%〜0.01%程度)ですが、それでも
- 節税効果
- 運用益が非課税
- 受取時の控除(退職所得控除 or 公的年金等控除)
これらを合わせると、実質利回りは2〜4%以上になることも。
投資をしなくても、「税制メリット」という“見えない利益”が積み上がっていきます。
支払い方法:月払だけじゃない?年払も可能!
基本的には**毎月払い(月額拠出)**が一般的ですが、実は以下のような拠出方法が選べます:
- 月払い(毎月自動引き落とし)
- 年1回のまとめ払い(一括拠出)
- 月数回に分けた拠出(例:年2回、年4回など)
ただし、どのパターンが使えるかは利用している金融機関(運営管理機関)によるので、事前に確認が必要です。
例:SBI証券や楽天証券は原則月払い。年1回払いは一部の金融機関のみ対応。
金額変更は可能?→柔軟に対応OK!
iDeCoの掛金は、年1回(毎年1月〜12月の間で)変更が可能です。
変更可能なタイミング:
- 金融機関により異なりますが、1〜2ヶ月前までに申請すればOK。
最低5,000円/月から設定可能なので、収支に余裕がない時期は一時的に減額もできます。
逆にボーナス月に合わせて増やすなど、ライフスタイルに合わせた調整も可能。
【まとめ】投資が怖い人も得する、それがiDeCoの強み
項目 | 内容 |
---|---|
積立上限 | 月額23,000円(サラリーマンの場合) |
節税効果 | 年間約5万円(年収500万円の場合) |
支払い方法 | 月払・年払・分割払い(金融機関による) |
金額変更 | 年1回変更可能(最低5,000円から) |
安全運用法 | 元本確保型(定期預金・保険) |
最初の一歩:投資しないiDeCoから始めよう
「とりあえず投資は怖いから、定期預金でいい」
その気持ち、よくわかります。でも、節税だけでも十分に得をするのがiDeCoの魅力。
始めるタイミングが早ければ早いほど、老後の安心が増していきます。

投資に不安がある人にこそ、「投資しないiDeCo」という選択肢がある。
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