2025/04/17メキシコペソ🇲🇽

FX

【今日のポイント】

昨日のメキシコペソ円は一進一退の動き。日経平均株価の下落を受けて東京市場は弱く、一時7.06円まで下げました。ただ、NY市場では米長期金利

の大幅低下でドル安・ペソ高が進んだため、ペソ円は7.15円まで反発しました。

本日のメキシコペソ円は神経質な展開が想定されます。昨日はレビット報道官がトランプ大統領の発言を代弁し「中国は我々と取引を行う必要がある。

我々には彼らと取引を行う必要はない」と述べました。あくまでも公平な立場ではなく、中国側が米国側に歩み寄る(譲歩する) 形のみ受け入れる姿勢を示しました。収まりかけていた米中対立懸念が再燃し始めており、まだまだ米関税政策を巡って金融市場は振り回されることになるでしょう。

パウエル米連邦準備理事会(FRB) 議長が講演のなかで「関税の経済的影響は予想よりも大きい可能性が高い」などと発言し、米関税政策がFRBの想定以上に大きな影響力を与えているということを認めました。これを受けて昨日の米国株は大きく下落しており、リスクオフ動きとなるかどうかに戒が高まります。

また、本日から日米通商交渉が開始されています。為替市場の最大の注目はベッセント財務長官との為替に関する議論でしょう。交渉カードが少ない日本側としては円高是正という最大のカードを切るのかどうかが非常に重要な論点となると思われ、交渉の行方に注目したいところです。

テクニカル面でみると、9日のレンジ(6.84-7.33円)内での動きが5日間続いており、動意待ちの様相が濃いことが窺われます。

【今日の予定】

メキシコ(聖木曜日)、休場

【昨日の指標結果】

(結果)

(予想)

特になし

【昨日のレンジ】

7.06円-7.15円

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