PCX125 JK05 初めてのオイル交換のやり方ガイド
PCX125 JK05は、ホンダの人気スクーターで、街乗りに最適なバイクです。エンジンオイルの定期的な交換は、エンジンの寿命を延ばし、スムーズな走行性能を維持するために非常に重要です。今回は、PCX125 JK05を使用した初めてのオイル交換手順を詳しく解説します。
必要なもの
まずは、オイル交換に必要な道具と用品を準備しましょう。
- エンジンオイル(SAE規格:10W-30、API分類:SL級以上)
- PCX125 JK05に使用するエンジンオイルは、SAE規格で「10W-30」、API分類で「SL級以上」のものが推奨されています。これに合ったオイルを使用することが大切です。オイルの量は約1Lですが、詳細は取扱説明書で確認しましょう。

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- オイルストレーナーの清掃用具
- オイルストレーナー(オイルフィルターと同じ役割を果たす部品)は交換せず、清掃を行います。清掃にはパーツクリーナーや布を使用します。
- ドレンボルト用のスパナ(適切なサイズ)
- オイルパン(受け皿)
- 旧オイルを受けるための容器が必要です。十分な容量を持つものを準備しましょう。
- ラチェットレンチ(オイルストレーナー清掃時)
- ガスケット(デイトナ 75420)
- デイトナのガスケット「75420」を使用することをお勧めします。このガスケットは、ドレンボルトのシールを確実に行い、オイル漏れを防ぎます。
キタコ オイル交換フルセット品だと
①オイルストレーナーパッキン
②ガスケット
③オイルゲージ用パッキン
PCX125(JK05)オイル交換に必要な交換部品全部セットになってるからこれもいいよ!
- 手袋・ウェス(清掃用)
- 漏斗(新しいオイルを注ぐため)
オイル交換の手順
1. バイクを水平にする
オイル交換は、バイクが水平な状態で行うことが重要です。ガレージや平坦な場所にバイクを置いて作業を始めましょう。バイクスタンドを使用すると安定します。
2. エンジンを温める
エンジンオイルが温かくなると、オイルが流れやすくなります。エンジンを数分間アイドリングさせてオイルを温めた後、エンジンを切ります。
3. ドレンボルトを外す
バイクの下にオイルパンを設置し、PCX125の下側にあるドレンボルトをスパナで外します。ボルトを慎重に回して外し、古いオイルをオイルパンに流し出します。オイルが完全に抜けるまで待ちましょう。
4. オイルストレーナーの清掃
PCX125にはオイルストレーナーが搭載されており、オイルフィルターの役割を果たしています。オイルストレーナーは定期的に清掃することが推奨されます。オイルストレーナーを清掃する手順は次の通りです。
- ラチェットレンチを使用して、オイルストレーナーのボルトを外します。
- ストレーナーを取り外し、その内部にたまったゴミや汚れを取り除きます。
- パーツクリーナーを使って、ストレーナーを徹底的に清掃します。細かい部分まで汚れを落とし、清潔に保ちましょう。
- 清掃後、ストレーナーを乾燥させてから元に戻します。元通りに取り付けた後、ボルトをしっかり締めます。
5. ガスケットの交換とドレンボルトの元に戻す
ドレンボルトのガスケットが古くなっている場合、デイトナのガスケット「75420」を使用して新しいものに交換します。新しいガスケットをドレンボルトに取り付けた後、ドレンボルトを元に戻します。この時、ボルトを締めすぎないように注意し、適切なトルクで締めます。
6. 新しいオイルを注入
新しいエンジンオイルを漏斗を使ってゆっくりと注ぎます。PCX125 JK05のオイル容量は約1Lですが、オイルを注入した後、ディップスティックでオイルレベルを確認します。オイルが規定量に達していない場合は、少しずつ足して調整してください。
7. オイルレベルの確認
オイルを注ぎ終わったら、エンジンを数秒間アイドリングさせ、再度エンジンを停止します。その後、オイルレベルを確認し、必要に応じて調整します。オイルが規定量に達していることを確認しましょう。
8. エンジンをかけて確認
エンジンをかけて、異音がないか、オイル漏れがないかを確認します。問題がなければ、作業は完了です。
注意点
- 古いオイルの処理:廃油は環境に有害であるため、適切な方法で処理してください。ほとんどのバイクショップや自動車整備工場では廃油を引き取ってくれるので、そこに持ち込むと良いでしょう。
- 定期的なオイル交換:PCX125 JK05は、エンジンオイルを定期的に交換することでエンジンの性能を維持できます。交換の目安は1,000kmから2,000km程度です。
- オイル漏れの確認:オイル交換後にオイル漏れが発生していないか確認してください。ドレンボルトやオイルストレーナーが正しく取り付けられているか、締め付けに問題がないかを再チェックします。
まとめ
PCX125 JK05のオイル交換は、適切なオイルを使用し、手順を守ることで誰でも安全に行える作業です。SAE規格「10W-30」、API分類「SL級以上」のエンジンオイルを使用することを忘れずに、エンジンの寿命を延ばし、安定した走行性能を維持しましょう。また、オイルストレーナーは交換せず、清掃を行うことでコストを抑えつつ、エンジンを綺麗に保つことができます。さらに、ドレンボルトのガスケットには「デイトナ 75420」を使用して、しっかりとオイル漏れを防ぎましょう。初めてオイル交換を行う方でも、丁寧に作業を進めることで、確実にメンテナンスを完了させることができます。
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