PCX125(歴代モデル)純正バッテリー品番と対処法
昨日、PCX125乗車中にイグニッションONの状態にてエンジンストップしていたら、突然のバッテリーランプが点灯した。早期の交換が必要かと思います。

PCX125は登場以来、複数のモデルチェンジを経ていますが、各モデルに対応する純正バッテリーの品番も異なります。バッテリーは、エンジンの始動や電装品の作動に欠かせない重要なパーツです。バッテリーランプが点灯した場合、バッテリーや充電系統に問題がある可能性が高いです。ここでは、歴代のPCX125に対応する純正バッテリーの品番と、バッテリーランプが点灯した際の対処法について詳しく解説します。

歴代PCX125の純正バッテリー品番
1. PCX125 初代(2010年~2011年)
- 型式:EBJ-JF28
- 純正バッテリー品番:YTZ7S(GS YUASA製) 初代PCX125は、燃費性能とコンパクトなボディで登場し、日本国内で高い人気を集めました。純正バッテリーとして採用されているYTZ7Sは、高品質かつコンパクトな設計で、信頼性の高いバッテリーです。
2. PCX125 2代目(2012年~2013年)
- 型式:JF28
- 純正バッテリー品番:YTZ7S(GS YUASA製) 2代目PCX125では、初代と同様にYTZ7Sが引き続き採用されました。軽量かつ高性能なこのバッテリーは、街乗りや長距離走行にも対応可能です。
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3. PCX125 3代目(2014年~2017年)
- 型式:JF56
- 純正バッテリー品番:YTZ8V(GS YUASA製) 3代目PCX125では、パワーアップされたエンジンとともにバッテリーも変更され、YTZ8Vが採用されました。YTZ8Vは、容量が大きく、特に寒冷地でも安定した始動性能を提供します。
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4. PCX125 4代目(2018年~2020年)
- 型式:JF81
- 純正バッテリー品番:YTZ8V(GS YUASA製) 4代目PCX125も3代目同様、YTZ8Vが標準バッテリーとして採用されています。このバッテリーは、エネルギー効率の向上に貢献し、さらに長寿命化されています。
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5. PCX125 最新型(2021年~現在)
- 型式:JK05
- 純正バッテリー品番:YTZ8V(GS YUASA製) 最新モデルのPCX125(JK05型)は、さらなる燃費性能と快適性を追求したモデルであり、引き続きYTZ8Vが標準バッテリーとして採用されています。このバッテリーは、高い信頼性と充電性能を備えています。
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バッテリーランプが点灯したときの対処法
バッテリーランプが点灯する場合、以下の手順に従って適切な対処を行いましょう。
1. バッテリーの状態確認
- 電圧の測定:バッテリーが弱っている場合、バッテリーテスターで電圧を確認します。12.4V以下の場合は、充電が必要です。
- 端子の状態チェック:バッテリーの端子が錆びていたり、緩んでいる場合、電力供給が不安定になることがあります。端子を清掃し、しっかりと接続されているか確認しましょう。
2. 充電系統の確認
- オルタネーター(発電機)の動作確認:エンジンをかけた状態で発電が行われているか、専用の機器で測定します。発電が行われていない場合、オルタネーターの故障が考えられます。
- レギュレーターの確認:オルタネーターからの電気をバッテリーに適切に供給するレギュレーターが故障していると、バッテリーが過充電されることがあります。過充電はバッテリー寿命を縮めるため、早急に点検が必要です。
3. バッテリーの充電または交換
- 充電:バッテリーが弱っている場合は、バッテリー充電器を使用して充電を行います。充電後もランプが点灯する場合は、バッテリーが寿命を迎えている可能性が高いです。
- 交換:バッテリーが劣化している場合は、純正バッテリーと交換します。使用するバッテリーは、モデルに対応するもの(上記の品番)を必ず使用しましょう。
4. 専門店での点検
バッテリーや充電系統の問題が自分では解決できない場合は、プロの整備士に点検を依頼することが最善です。特に電気系統の問題は自己修理が難しいため、早めの対応が望まれます。

まとめ
PCX125のバッテリーランプが点灯した場合、まずはバッテリーの状態や充電系統を確認することが重要です。歴代モデルごとに対応する純正バッテリーの品番を確認し、適切な対応を取ることで、バイクの性能を維持することができます。定期的なメンテナンスとバッテリー交換を行い、安心してPCX125を楽しみましょう。
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